2010年9月5日

我が家のど真ん中に鎮座している本棚くん。本棚にしては奥行きが深く、天井まで壁のように背が高い。壁のようでありながら背板がなくスカスカなので、こちら側とあちら側の空気は連続し、気配も感じる。適度な領域を柔らかく仕切りながらも、約50㎡という限られたスペース以上の広がりを目一杯感じさせてくれている。
そんな本棚くん。 続きはこちら »

2010年1月31日

 

「花桃のアトリエ」のベンチの写真です。築20年のマンションをリフォームしています。和室とLDKの間の押入れを取り外して、幅広のフローリングを張り、大きな一室空間にしています。改修前の写真の障子部分は、障子を開けるとベランダに面した出窓になっています。和室の窓の高さは低めで床から40cmが通常で、この家もその寸法でした。この高さと形状を利用して新たにベンチを作りました。窓の外にベンチの高さで植物を置く事によって、外とのつながりができ、広がりが生まれます。

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2010年1月12日

我が家のペンダントライトは「Golden Bell」。といっても光り輝くゴールドではなく乳白ガラスタイプの「Golden Bell」。少々値のはるこの「Golden Bell」クンは、ダグラスさんのダイニングテーブルの上にぶら下がり、我が家の生活を照らしてくれている。我が妻は、「ウチの家宝よ!」という。少々大袈裟ではあるがそれほど間違ってもいない。それほどの存在感なのである。
そう、言うまでもない事なのだがこの「Golden Bell」。デザインはもちろん私ではなくアルヴァ・アアルト。1954年デザイン。

2010年1月9日

改造計画2008の幕開け。
先鋒は我が家の主役、ダグラスさん。昨年は床に敷き詰められたが、今年2008はダイニングテーブルとベンチ。家具へと昇格。材厚が28mmもあるからフロア材としてのみの使用はもったいない。いや、かわいそう。ということで、まずはスケッチから。 続きはこちら »

2010年1月9日

2007年師走。
我が家の壁に穴が空いてから早半年、壁の塗装にとりかかる。
使用するのはエコドマスウォール。
貝殻焼成粉末をブレンドした漆喰である。廃棄物を極力抑えるために、既存のクロスを剥がす事無く、シーラー処理を施した上で直接ローラー塗りをする。
ということで、まずは下地処理の様子から。 続きはこちら »

2009年10月24日

今夜は気分が良い。なぜなら今夜は金曜の夜。そう、明日・明後日は休みなのである。仕事は嫌いではないが、色々な意味でストレスはたまる。たまったものは出さねばならぬ。生活にはオン/オフの切り替えが必要なのである。なので金曜の夜は、むしろウキウキになるべきなのである。 続きはこちら »

2009年9月17日

ダグラスさんとの格闘も終わり、次は壁や天井の下地づくりに入る。
旧和室にあった押入れを撤去したため、この部分にぽっかり穴が開いている状態。仕上げは後述するエコドマスウォールなるもの(貝殻焼成粉末をブレンドした漆喰)をローラー塗りするのでできる限り平滑な下地をつくらねばならない。 続きはこちら »

2009年9月16日

お祭りも終わり、続いてすっかり我が家の一員となったダグラスさんを敷き込む工程。
まずは下地づくり。元々洋室部分と和室部分があるのでレベル差が生じている(畳の厚さ分)。そこへ、マンション床施工には欠かせない防振ゴムつきの束脚(万協フロアを使用)を立て、パーティクルボード(600×1820、t:20mm)を敷き込んでフラットな下地をつくる。 続きはこちら »

2009年9月15日

今回の改造計画の目玉はフローリング。Scandinavian Flooring_のダグラスファーフローリングを採用した。このフローリング、ドイツ産米松の無垢材で幅が300mm、厚さ28mmもあり圧倒的な存在感がある。今回は少し工夫をしてダイニングテーブルやベンチなどの家具や造作にも流用する企み。仕上げはオイル仕上げを施す。ウレタン系などの仕上げに比べメンテナンスなどの手間はかかるが(この話については別途整理する)、手触り足触り感を考えると圧倒的にウレタン系塗装ではかなわない。 続きはこちら »

2009年7月31日

2007年7月21日。我が家の壁に穴が開いた。
間取り2DK、約50㎡に18㎡ほどのルーフテラスがついた築20年のこの家の改造プロジェクトを開始したのがこの日。設計から材料の発注、施工までほぼ全て自分たちでやるぞ!と意気込んではじめたものの(電気工事などの専門工事は業者に依頼)、かれこれ2年が経過した現在もプロジェクトは進行中。仕事しながら住みながら、ながらながらのプロジェクトはなかなか進まないのである。 続きはこちら »