Y フロアの施工

2009年9月16日

お祭りも終わり、続いてすっかり我が家の一員となったダグラスさんを敷き込む工程。
まずは下地づくり。元々洋室部分と和室部分があるのでレベル差が生じている(畳の厚さ分)。そこへ、マンション床施工には欠かせない防振ゴムつきの束脚(万協フロアを使用)を立て、パーティクルボード(600×1820、t:20mm)を敷き込んでフラットな下地をつくる。このレベル調整が素人にはなかなか難しい。がしかしこの万協フロア、ドライバー1本で調整できる優れもの。ちなみにパーティクルボードは15mm前後の隙間をとりながら敷き込み、最後にガムテープ等で目張りする。大事な工程。友人の大工さんに手ほどきしてもらいながら約2日間かけて下地完成に漕ぎ着けた(実は一度間違えて最初からやり直した)。ダグラスさんの粋な演出により一時は回復していた筋肉疲労が再びやってくるのであった。
いよいよフロアの施工。敷き込む範囲の原寸をチェックし、図面上でダグラスさんを割り付ける。無垢材の特性や家具レイアウトなどを考慮して壁際のクリアランスやジョイント位置を決める。ホントは、木目を見ながらダグラスさんを仮敷きして一枚一枚位置決めしたいところだが、私の筋肉君が言うことを聞いてくれない。なんせ一本あたり12kg強ある代物。こればかりは仕方ない。しかも一人での施工。我がパートナーは当時大事な娘をお腹に身籠っていたため実家へ避難させていた。友人の大工さんからは「絶対ひとりじゃ無理。しかも素人同然。やめておけ」などと脅かされるが、幸か不幸か生憎頑固一徹石頭、おまけに負けず嫌いと三拍子揃っているから仕方がない。などとブツクサ呟きながらダグラスさんとの格闘が始まるのであった。
(28mmの無垢フローリング。当然一枚一枚若干の反りや起りが生じているため、12kg強の材料を振回しながら一人で雄実雌実を差し込む作業は実に大変な作業となった。友人の助言を振り切った自分を後悔したことは言うまでもないことなのだが。)
無理のきかない体になってしまったことを感じた、その日の一コマ。(Y)

↑原寸チェック。旧和室の畳部分と押入部分。
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↑床パネル(パーティクルボード)の加工。使用の丸のこは友人の大工さんから借用。
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↑万協フロア達。
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↑床下地完了。
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↑出番を待つダグラスさん。
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↑刻まれるダグラスさん。
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↑実を差し込む作業はしんどかった。。。

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