2011年5月24日

Yさんの家1の現場がいよいよ始まりました。歯科医院併用住宅です。上の写真の模型は今の医院待合いに飾って頂くために作りました。1/100のコンパクトな模型です。工事中、患者さんには迷惑をかけてしまうので、少しでも完成を楽しみにして頂けたら、と願いをこめて作りました。住宅のような安らげる優しい医院を目指します。

2011年2月25日

久々のUPです。今年に入ってから、全力疾走しておりました。。。。今日はちょっと一息です。
先週、設計をさせて頂いた家の引き渡しがありました。 続きはこちら »

2010年10月29日

先週少しを風邪をひきました。今年の風邪はダラダラと長引く傾向があるようです。。。。とても寒くなりましたので皆様もお気をつけくださいませ。さて、歯科医院併用住宅のアプローチ部分を新たに再検討しました。住宅を作る時に重要なことは、一つ一つに優先順位をきちんと付けていくことだと思います。敷地環境や、法規、コスト、価値感などたくさんの諸条件の中で全てを満たす事は不可能で、その中で大切な順番を決めなければいけません。その順番によって、がらっと家のカタチが変わったりします。つまり住み手の考えが家のカタチとして表れると言っても過言ではありません。そして、この家の構えもがらっと変わりました。整理された優しい構えになりそうです。

2010年9月17日

残暑しぶとい新秋の夕刻。今日は妻が担当する家の上棟式であり。そして何を隠そうワタクシ初体験の「投げ餅」が執り行われる。妻に誘われ家族みんなで参加。徒歩圏内のご近所さんでもある。
到着すると肝心の棟木の姿はなく、
あれ?
大きな大黒柱が青空に向かって高くのびており。 続きはこちら »

2010年8月28日

主人が設計をした家の住み手の方から久しぶりにメールが届いたようで、私も読ませてもらいました。テレビで建築家・清家清の番組を観て、最初のプレゼンのことを思い出し、連絡をくれました。番組は清家清は間仕切りが無く住まい手の自由で空間を如何ようにでも利用できる設計を信念にしていたという内容で、それが「家族の間に扉はいらない」という主人の最初のプレゼンと重なったそうです。 続きはこちら »

2010年7月10日

最近、私の楽しみの一つがNHK朝ドラの「ゲゲゲの女房」。主人に勧められて見始めたら、まんまとはまってしまい、夜に一息ついて録画を見るのが私の日課になっています。テレビはほとんど見れないのですが、この毎日15分ずつというのが私にはちょうど良い娯楽になっています。このドラマのテーマの一つが目に見えないもの。私も子供の頃は、鬼やお化け、妖怪がいると信じていました。悪い事をすれば罰(バチ)が当たると思っていたし、天井の板の目の模様はお化けの顔に見えました。 続きはこちら »

2010年6月6日

先月行った京都の「角屋」の写真をUPします。角屋は揚屋建築の遺構を伝えるものとして国の重要文化財に指定されています。当時は、西郷隆盛や桂小五郎、坂本龍馬、新撰組の近藤勇や芹沢鴨なども出入りしていた場所です。この角屋の2つの間と欄間を紹介します。
まずは奥の大座敷「松の間」 続きはこちら »

2010年5月28日

最近、ありがたいことに少し忙しい日々を過ごしています。(←というブログをマメに更新しない言い訳です。。。)提出のギリギリまでかけて、ギャラリー付きの住宅のプランを完成させました。短期間でまとめたのですが、広い敷地のおかげもあって、とても魅力的な家の計画になりました。今朝、事務所に来てトレペと紙で荒れ果てた机の上の片付けをしていると、何枚のスタディを重ねたのか気になり、数えてみました。答えは「43枚」。環境にやさしくないような気がしますが、どれひとつとして不必要な紙や線はなかったと思います。これだけ色々と考えて出来上がった2枚の図面ですが、結果的に普通でおだやかな家になったこと、これがウチアトリエの家づくりの根っこだと改めて思うのでした。

2010年5月15日

進行中の2世帯の家の模型の写真です。製作途中のことを以前にブログで書きましたが、最終的にどんな家になったのかUPしていなかったので、今日掲載します。とてもシンプルで整ったウチになったな、いい家になりそうだ、と手の平に模型をのせて、クルクルと回しながら出来上がりを楽しんでいる一枚です。でも楽しんでいるだけではなく、屋根の勾配などの家のカタチについてさらに検討を重ねて行きます。 続きはこちら »

2010年5月10日

久しぶりのUPです。GWのお休みに行った旅のこと、暖かくなり色とりどりに咲く花木のこと、進んでいる設計のことなど、ブログに綴りたい事がたんまりあります。でも、まずはこの写真から。上の写真は私のお気に入りの一枚です。現場でお昼休憩をとっている職人さんの後ろ姿をそっと撮らせてもらいました。職人さんが座っている場所はこの家で一番気持ちが良いだろうと私が思う場所です。居間のメインの開口部分で、南側のコーナーに大きな掃き出しの窓が付きます。とても日当りが良く、今後取り付けられる木製建具は両側の壁に引き込まれ、その先には広いデッキ、そして緑豊かな登り庭が連続します。まだ施工途中ですが、すでに居心地のいい場所になっているわけです。ネコと職人さんを一緒にするのは失礼ですが、気持ちのいい場所を探すのが得意なネコに職人さんが重なった出来事でした。