2010年4月19日

今日は現在進行中の2世帯の家の模型を作成中です。スチノリがなくなったので、隣駅のハンズで買い物をして帰ってきたところ。ハンズに行くと、興味をそそられるものばかりで、すぐに足が止まってしまいます。早く事務所に帰らなくちゃ、今度、今度と自分に言い聞かせ、やっと席に着いた所です。事務所の向かいの敷地で住宅が施工されています。私の席は窓際なので、毎日現場の進行具合を眺めています。ハウスメーカーの家らしく、システム化されている部材がパタパタと組み上げられています。よく出来てるなと感心しつつ、私は手の中におさまる小さな家を建設中です。

2010年4月6日

今日は色々とうまくいかない。。。。そんな日もある。今、基本設計中の家のボリュームを削ぎ落とすことをしている。簡単に出来そうで全然出来ない。コンパクトにしたからという理由で使い勝手が悪くなったり、全体のバランスが崩れたりしないようにしなければならない。う〜ん、踏ん張りどころだ。バランスという言葉の中には大切なことが隠れていると思う。大きさのバランス、家族のバランス、生活のバランス、価値や考えのバランス、建築の作り方のバランス、etc。それらがうまくとれている時に、プランや図面が自然に見え、よくよく見てみるとそこ以上の場所はないという部分に線が据えられるのだと思う。
下の写真は週末に歩いた桜並木の写真。満開でとても気持ち良かった。明日はこの空のようにスカッと晴れた心で、もう一度図面を見つめ直そう。

2010年3月25日

昨日、施主打合せが予定より早く終わったので、いつもお世話になっている工務店の現場にお邪魔しました。現場には左官屋さんと電気屋さんがいらっしゃいました。職人さん達の道具に興味を持ち写真を撮らせてもらいました。まずは電気屋さん 続きはこちら »

2010年3月25日

スキップの家の設計提案が完成しました!納得のいく設計になり、かなり満足しています。設計をしている時は楽しくて、楽しくて、没頭する日々でした。「建築家はアーティストだ」という1つの考えにとても否定的だったのですが、存在しないものに形を与えるということが芸術的行為であれば、家つくりにもその一面があるのだと改めて実感するのでした。他の方々がどんな案を提出するのかも楽しみの1つです。そこで考え方の発見があるだろうし、ウチアトリエにとって大切な勉強になります。作り上げた達成感を味わいつつ、さて次の仕事に集中しないと。

2010年3月18日

先日、イゼナの実験住宅の見学会に行ってきました。イゼナはアクアレイヤー床暖房システムを開発し、施工している会社です。CO2ゼロを目指して、太陽エネルギーを利用・工夫し、様々な事を環境の面から提案をしています。私が修行中に初めて担当した家にも、このアクアレイヤーを採用しました。 続きはこちら »

2010年2月15日

一昨日の大安の日に棟上げがありました。しかし、外は雪。。。。職人さん達は車の中で雪が止むのをじっと待機。棟梁は「長年やっているとこんな日もあるんだね〜」と。私も初めての事でした。午後から雪が弱まり再開。次の日も作業を持ち越して、棟上げは無事に終わったそうです。 続きはこちら »

2010年1月12日

以前に書いた「K’sHouse」の模型写真をUPします。
4人家族のためのコンパクトなプランです。この案で私が気に入っている所は、家族で並んで仕事や勉強ができる長いデスク。この机はキッチンに面しており、お母さんは夕飯を作りながら子供達の宿題の様子を覗きこむ事ができます。ほっと一息の飲み物やお菓子もここからどうぞ。 続きはこちら »

2009年9月28日

2階一戸建ての上階部分の改修案です。赤ちゃんがお腹にいるご家族が、両親と同居するために2階を改修して2世帯住居に変更するための計画でした。現状はバルコニーに面して3つの個室が単純に並んでいるプランでしたが、キッチンを新たに設け、限りあるスペースの中で4人家族が楽しく暮らせるような工夫をしました。
(M)

2009年9月25日

それは立原道造のヒアシンスハウス。
立原道造さんは24歳という若さで亡くなりなり、このヒアシンスハウスを実現させる事ができませんでした。後に(今から5年前)に建築家や市民の運動で実現されたそうです。私がここを訪れると、男の人がこの5坪の小さな家の中で、何やら仕事をしていました。尋ねてみると、ヒアシンスの会というボランティア方で、交代でこの家を開けてくださっていました。 続きはこちら »