2011年4月6日

3月11日、目白の事務所で仕事をしていた私は、今までに経験をしたことのない揺れに襲われた。この尋常でない事態に、私の足はすぐに娘のいる保育園へ向かって歩き出していた。4時間かけてやっと会えた娘を抱きしめ、ほっと胸をなでおろし、自宅へ向かう。家に着いてテレビを付け、はじめて知る東北の状況。本当のことなのか、事態をのみ込めない自分。未明近くに主人も無事に帰宅。落ち着いてニュースを見る。津波に家が流されている画面が信じられない。涙が止まらない。 続きはこちら »

2011年3月2日

先週末、お客様を招いて娘の誕生日パーティーをしました。お客様とは私達の親や兄弟などで、なかなか全員で集まる事ができないので年に1度は顔を合わせましょうという、誕生日に託つけた身内の宴会なのです。今年は嬉しい事に招待するお客様が一人増え、全員で8名のパーティーとなりました。
さて、今年は椅子が足りないぞということで、90cm×240cmの大きなダイニングテーブルを床座の形に変身させました。 続きはこちら »

2010年12月29日

本日は事務所にて、1年間の書類の整理やら掃除などをしています。データ整理のついでで、まだUPしていなかった設計提案などを「WORKS」の中で更新しました。
今年は事務所を目白に移し、様々な事が動き出した年でした。廻りの方のご協力のおかげでなんとか育児と仕事を両立し、そしてこのように設計活動を全うできる事に、改めて感謝、感謝です。 続きはこちら »

2010年12月24日

M e r r y C h r i s t m a s
あたたかく、おだやかなクリスマスでありますように。
(↑娘が作ったツリー。ノリとハサミを使えるようになりました。)

2010年11月28日

ここ数年の間で一番感動した番組、それは昨年の12月に放映された小田和正の「クリスマスの約束」。少し慌ただしい日々を過ごしているので、今晩は夜な夜なそれを見て、心に栄養を補給。沢山のアーティスト達が集まって一つの歌を歌い上げるのだけれど、夢を生業にしている人たちの塊は、とてつもない力強さを持っている。感動した。そして、小田さんの曲をみんなでユニゾンで歌ってくれたのだが、その歌を聞くと、すーっと肩の力が抜けて優しい気持ちになり、幸せになる。 続きはこちら »

2010年10月7日

昨日は現場で建て主のご夫妻と打合せ。私の想像を超え、とても楽しい家になりそうです。完成まではずっと先ですが、すでにワクワクさせてくれる空間になっています。この家の中心には大きな吹き抜けがあるのですが、施工の時は不便なので、簡単に合板を渡して職人さん達がよいせこらせと行き来しています。なんだかその合板が少したわんでいるような気がするのですが、気のせいかな〜。。。と冗談はさておき、電気屋さんとの打合せ。この家は柱・梁などの構造があらわしで仕上がる部分が多いため、設計をしている時にスイッチ・コンセントがどうしても露出になってしまう場所が数カ所ありました。でも、電気屋さんが、削ったり付け足したりして、全て埋め込みにしてくれるそうです。「僕は露出が嫌いなんです」という職人魂に感服。妥協のない職人さんとのやりとりはいつも私に活力を与えてくれます。

2010年9月27日

最近、ブログの更新がご無沙汰で「Y」のタイトルに浸食されてきました。イカン、イカン。
今日は植栽の計画をしています。今までに集めた雑誌や資料を片手に、現地の写真を見ながら、内から外からといったりきたり想像をしています。植栽の計画は奥深くて、建物を設計するよりやはり難しいなと思いながら、ごちょごちょ書き込んでいます。好きだからとても楽しいのです。 続きはこちら »

2010年8月16日

今日は夕方から施主打合せでした。大きなダンボールの箱を大切に抱えて、汗を拭いながら打合せ場所へ。数日かけて作り上げたこの子を、果たして喜んで頂けるかドキドキしながら箱を開けてお披露目。 続きはこちら »

2010年4月12日

一昨日の現場打合せで浴室の入口の幅について話しがでました。折れ戸や開き戸ではなく、使い勝手を考慮して木製の引戸をハーフユニットバスに取り付けるように進めています。浴室は1坪タイプ。おさまり上、様々な制約があり開口幅が650mmしか取れません。これでは将来、介助が必要になった時に狭すぎるのではと懸念していると、お施主さんからとても良い物を紹介して頂きました。 続きはこちら »

2010年4月9日

今日は階段のデザインの検討をしました。トレペを広げてホルダーでせっせとスタディを重ね、手が鉛筆の芯で真っ黒になり、その粉がトレペ全体をグレーにしてしまいます。。。。このA3サイズになるコンパクトなロールトレペが私のお気に入り。これでウチアトリエの設計が積み重なって行きます。この階段の設計は別の建築家の後を引き継いだものなのですが、事務所でちょっと一息と3階にお茶を入れに行くと、あれ、この階段の手摺子のデザインはスタディしているのと同じだと発見。吉村順三さんの考えが引き継がれて、バトンが私のところまで回ってきたんだなと思いながら、かなり具体的な検討ができたのでした。