ここ数年の間で一番感動した番組、それは昨年の12月に放映された小田和正の「クリスマスの約束」。少し慌ただしい日々を過ごしているので、今晩は夜な夜なそれを見て、心に栄養を補給。沢山のアーティスト達が集まって一つの歌を歌い上げるのだけれど、夢を生業にしている人たちの塊は、とてつもない力強さを持っている。感動した。そして、小田さんの曲をみんなでユニゾンで歌ってくれたのだが、その歌を聞くと、すーっと肩の力が抜けて優しい気持ちになり、幸せになる。
建築家としてどんなコンセプトを持って設計にあたっているかと聞かれ、困る事がよくある。たくさんの建築家の中で違いを知りたいと思うのは当然で、特色がないといけないのかもしれないけど、困る。強いて言えば、その歌のようにすーっと肩の力が抜けた優しい家を作りたい。そう思う。それは論理的なことではなくて感覚的なことが大きいから、小田さんの曲じゃないけど、言葉にできないのである。とかなんとか目を擦りながらぼやっと考える。
下の写真は娘が取った葉っぱ。きれいに紅葉している。一年経つのはホント早いな。
コメント