一昨日の現場打合せで浴室の入口の幅について話しがでました。折れ戸や開き戸ではなく、使い勝手を考慮して木製の引戸をハーフユニットバスに取り付けるように進めています。浴室は1坪タイプ。おさまり上、様々な制約があり開口幅が650mmしか取れません。これでは将来、介助が必要になった時に狭すぎるのではと懸念していると、お施主さんからとても良い物を紹介して頂きました。
上の写真は入浴用の車椅子です。サイズがコンパクトで幅が47cm、奥行きが86cm。浴室に入ってから、シャワーの方向に回転する事ができます。しかも座面に穴が開いていて、おしりもきれいに洗えるように工夫されています。これを使用すれば、浴室の入口の幅の制約がなくなります。いつもプランニングを検討する際に、この浴室の入口幅に頭を悩まし、プラン全体に影響を与えていたので目からウロコでした。実際に介護の経験をされた方のお話しはとても勉強になります。ありがとうございました。(上のシャワーキャリーの写真は株式会社マツエのものを参考に掲載させて頂きました)
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