2010年4月20日

記事のタイトルの始めに付けているMの説明を少し。Mは私(美弥子)が書いた記事です。たま〜にYという記事も出てくると思いますが、これは私の夫が書いた記事です。特に「花桃のアトリエの足跡」というカテゴリーは夫が書いています。夫は設計事務所に勤め、ビルや幼稚園、小学校などを設計しています。私達の出会いは大学の研究室で、私が(優秀な)先輩の卒業設計を手伝った事がきっかけでした。それから10年以上経ちます。 続きはこちら »

2010年4月19日

今日は現在進行中の2世帯の家の模型を作成中です。スチノリがなくなったので、隣駅のハンズで買い物をして帰ってきたところ。ハンズに行くと、興味をそそられるものばかりで、すぐに足が止まってしまいます。早く事務所に帰らなくちゃ、今度、今度と自分に言い聞かせ、やっと席に着いた所です。事務所の向かいの敷地で住宅が施工されています。私の席は窓際なので、毎日現場の進行具合を眺めています。ハウスメーカーの家らしく、システム化されている部材がパタパタと組み上げられています。よく出来てるなと感心しつつ、私は手の中におさまる小さな家を建設中です。

2010年4月12日

一昨日の現場打合せで浴室の入口の幅について話しがでました。折れ戸や開き戸ではなく、使い勝手を考慮して木製の引戸をハーフユニットバスに取り付けるように進めています。浴室は1坪タイプ。おさまり上、様々な制約があり開口幅が650mmしか取れません。これでは将来、介助が必要になった時に狭すぎるのではと懸念していると、お施主さんからとても良い物を紹介して頂きました。 続きはこちら »

2010年4月9日

今日は階段のデザインの検討をしました。トレペを広げてホルダーでせっせとスタディを重ね、手が鉛筆の芯で真っ黒になり、その粉がトレペ全体をグレーにしてしまいます。。。。このA3サイズになるコンパクトなロールトレペが私のお気に入り。これでウチアトリエの設計が積み重なって行きます。この階段の設計は別の建築家の後を引き継いだものなのですが、事務所でちょっと一息と3階にお茶を入れに行くと、あれ、この階段の手摺子のデザインはスタディしているのと同じだと発見。吉村順三さんの考えが引き継がれて、バトンが私のところまで回ってきたんだなと思いながら、かなり具体的な検討ができたのでした。

2010年4月7日

サクラと共に春を告げるユキヤナギ(雪柳)です。名前の通り、弓形に下垂する細い枝に雪のような小さな白い花をたくさん咲かせます。バラ科で紅葉もします。自然のままの樹型が美しく、軽い感じのする花木なので私はとても好きで、低木を植える時はお勧めしています。ちなみに、花言葉は「愛嬌」らしいです。ピッタリ。

2010年4月6日

今日は色々とうまくいかない。。。。そんな日もある。今、基本設計中の家のボリュームを削ぎ落とすことをしている。簡単に出来そうで全然出来ない。コンパクトにしたからという理由で使い勝手が悪くなったり、全体のバランスが崩れたりしないようにしなければならない。う〜ん、踏ん張りどころだ。バランスという言葉の中には大切なことが隠れていると思う。大きさのバランス、家族のバランス、生活のバランス、価値や考えのバランス、建築の作り方のバランス、etc。それらがうまくとれている時に、プランや図面が自然に見え、よくよく見てみるとそこ以上の場所はないという部分に線が据えられるのだと思う。
下の写真は週末に歩いた桜並木の写真。満開でとても気持ち良かった。明日はこの空のようにスカッと晴れた心で、もう一度図面を見つめ直そう。