2010年1月31日

 

「花桃のアトリエ」のベンチの写真です。築20年のマンションをリフォームしています。和室とLDKの間の押入れを取り外して、幅広のフローリングを張り、大きな一室空間にしています。改修前の写真の障子部分は、障子を開けるとベランダに面した出窓になっています。和室の窓の高さは低めで床から40cmが通常で、この家もその寸法でした。この高さと形状を利用して新たにベンチを作りました。窓の外にベンチの高さで植物を置く事によって、外とのつながりができ、広がりが生まれます。

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2010年1月28日

先週末にiPhone 3Gを購入しました。soft bankになったので携帯のメールアドレスが変わりました。(お友達の皆さま、まだ連絡をしてなくてごめんなさい。)写真はiPhoneの箱です。白が私。黒が私のパートナーのものです。私はMACユーザーです。Appleの好きなところは製品のパッケージの美しさ。今回のIPhoneもすばらしかった。コンパクトで中身が整理され、単純にパッケージされています。でもただの箱ではないのです。箱の表面にはiPhoneの画像が付いているのですが、よーく見ると、その携帯の部分が少し凸になっています。そしてホームボタンの所だけ少し凹になっているのです。うまい。。。。ほんの少しの事で物のクオリティーがぐんと上がる事を実感しました。クオリティーを上げようとする場面で、私は物(物質)ではなく知恵を使って洗練されたデザインを考えていきたいと改めて思いました。

2010年1月24日

足立の家の建て方の写真。この時に監督に教えて頂いた興味深い話しを今日はアップします。図面には柱の中心線を設定して番号をふり、とても大切な基準線を作っていきます。これが通り芯です。だから慎重にその線を決め丁寧に番号をふっていきます。大抵は東西方向をX1,X2・・・、南北方向をY1,Y2・・・と設計図には付けていくのですが、大工さんの図面(板の上に紙を貼って持ち歩いているので図板と言った方が正しいかも)をみると、縦方向にい・ろ・は・・・、横方向に1・2・3・・・と別に番付がつけてあります。 続きはこちら »

2010年1月22日

お寺にあったソヨゴの大きさがあまりに見事だったので、思わず写真を撮りました。

ソヨゴは秋に小さな赤い実をつけますが、寒い1月でもたくさんの実が残っていました。この赤い実を娘が大変気に入っていて、近所にある実を取ってしまうのですが、今回は全く手が届かず地面に落ちている実を拾って遊んでいました。 続きはこちら »

2010年1月20日

新たな家のスケッチを始めました。住み手の事をじっくり想像しながらプランを考え、形を積み上げていきます。この時がとても幸せな時間です。一様に全ての事を考えるのではなく、まずは大きな事をつかんで、その次に小さな事を考える、この進め方の順番を大切にしています。当たり前のことや基本的な考えをコツコツと積み重ねる事が、自ずと無理のない穏やかな家を作り上げていくのだと考えています。普通の家だけど、よく見ると様々なバランスやおさまりが絶妙な家、アイディアを主張する事なく肩の力が抜けたような家を作りたいと思い、日々えんぴつを動かしています。

2010年1月18日

今晩は食の話し。八百屋さんで大きななめこを発見したので、なめこ汁を作りました。この汁を飲むと体の中から温まります。ウチのみそ汁の味噌は、麦味噌。両親が九州出身なのでこの甘い味噌汁が母の味です。九州には住んだ事はないけれど、私のルーツを感じます。そうそう数年前に知った事なのですが、私のひいおじいさんは大工の棟梁だったらしい。建築の仕事に就いている親戚が多かったのでその訳が分かりました。つながっているんですね。

2010年1月17日

目白にある吉村順三記念ギャラリーに行ってきました。吉村さんが仕事の場としていた建物の1階をギャラリーとして週末の午後に開けて下さっています。下の写真は応接室です。 続きはこちら »

2010年1月15日

今日は久々にスチレンボードでささっと模型を作りました。関係している壁が斜めになっていたり曲がっていると図面では把握しにくいからです。スチレンボードとは建築用の模型材料で、紙と紙の間に薄いスチレンをサンドイッチしたボードです。厚みがあり小口の処理をその紙の部分で上手く作る事ができます。最近はクラフトボードで作る事が多かったので、かなり腕が鈍っていました。学生の頃、バイトで死ぬほど作ってたのに。。。。いつもはパソコンの画面に向かってカチカチと図面を書いていますが、模型を作る時が実際に物を手にして作っている唯一の瞬間です。設計が机上の空論にならないように、模型の検討を大切にしたいと思います。

2010年1月14日

娘が眠りについた後で、今晩はそっとお仕事。仕事をしているといつも師匠が頭をよぎる。「建築家として正しい考えをしているのか」と。村田靖夫建築研究室時代はマンツーマンで毎日厳しく教えて頂いた。技術的な事はもちろんだが、一番叩き込まれた事は、考えの進め方。それは設計、仕事、生き方に通じる私の基本になった。
こんな時は昔の雑誌を引っぱり出し、初めて担当した家を眺め、初心忘れるべからず。。。。

2010年1月12日

我が家のペンダントライトは「Golden Bell」。といっても光り輝くゴールドではなく乳白ガラスタイプの「Golden Bell」。少々値のはるこの「Golden Bell」クンは、ダグラスさんのダイニングテーブルの上にぶら下がり、我が家の生活を照らしてくれている。我が妻は、「ウチの家宝よ!」という。少々大袈裟ではあるがそれほど間違ってもいない。それほどの存在感なのである。
そう、言うまでもない事なのだがこの「Golden Bell」。デザインはもちろん私ではなくアルヴァ・アアルト。1954年デザイン。