夜、寝る前に絵本を読む事は親子の大切な時間です。寝床の脇に絵本のための場を設えました。
クローゼットの隣は、40cm程床を上げた3畳のタタミスペース。ここにキングサイズの布団を敷いて寝ます。子供用の服は丈が短いので、服とカゴ収納との間に隙間ができてしまいます。そこを利用してタタミスペースから取り出す絵本置き用ニッチを計画しました。タタミスペースの床下はアルバムや客用布団など、日常取り出さない物の収納場所になっています。3畳分あるとかなりタップリしています。クローゼット側からは手の届きにくい高い部分も、タタミスペースから利用して、日常の布団を仕舞う場所にしています。寝る場所は天井が低くても問題がなく、むしろその方が落ち着く空間になります。人の行為体系や様々な物の寸法関係の中から隙間を生み出し、場を作る事によって、ぐっと使いやすい家になるのだと思います。そのような細かい工夫を考える時はいつもルンルンで楽しく、私は設えが好きなんだなと変に客観的に思うのです。。。。
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