M ヤブツバキ

2010年2月10日

体調はバッチリ回復しました。昨日から仕事をいています。ご心配をおかけしました。天皇陛下と同じ流行の風邪にかかってしまったようです。
昨日発見したヤブツバキの写真です。たぶん、ヤブツバキです。。。。というのは、まずはツバキ(椿)とサザンカ(山茶花)を区別するのが難しく、その上、世界中で新品種が作られてきており、今では2300種類以上の品種があるので、かなり奥深いです。まずはツバキとサザンカの見分け方について調べてみました。(サザンカはツバキ科の植物です。)ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちる。サザンカは花びらが個々に散る。この見分け方が分かり易いと思います。昨年の花の散り方を見てみると、花が丸ごとボトンと落ちていたので、この木はツバキだと思います。常識ですが、この丸ごと落ちる様子からお見舞いにツバキを持って行くのはタブーです。寒い時期に花をつける木が少なく、日陰でも生育するので、ツバキを北側の庭にお勧めする事があるのですが、やはり人によってはこの花の落ち方が好きではないようです。花は美しいんですけどね。昔の詩人も同じ事を読んでいます。
「我が門の片山椿まこと汝れ我が手触れなな土に落ちもかも」
万葉集より。意味は、私の家の門に咲く椿よ、おまえは本当に私が触れないのに土に落ちてしまうのか、と例えて、心寄せる人に想いを告げられない気持ちを詠んだ句です。

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