久々のブログです。改めて見てみると、2ヶ月ぶりになるようです。実施設計や現場監理、プランニング、助成の申請、遠方への訪問など、猛ダッシュの日々を過ごしております。(少々疲れがたまってきました。。。。)
さて、昨日の大安に上棟式がありました。宮司さんに無事に完成することを祈願して頂きました。本格的な式で、出席者も大勢。賑やかな式となりました。とても立派な式だったことを遅れて到着した供え物の鯛の大きさが物語っていました。一番嬉しかった事は、ご近所の方々が多数出席してくれたこと。建て主さんのお人柄と、この町の方々の関係性が温かく、現場も大変助かっております。感謝です。この町並みに馴染むような家にしたいと改めて感じました。
さて棟上げが終わり、建物の大枠が見えてきたのですが、かなり安定感のある架構です。設計するにあたり、まずは丈夫であることを第一優先にしており、この家もどっしりと構えている印象です。炎天下の中、職人さん達が建ち上げてくれました。これから屋根葺きなどの工事に進んで行くのですが、夏の真っ只中で、職人さん達が倒れるじゃないかと心配をして監督に聞くと、職人は自分の限界のラインを分かっていて、若い人は体力があるけど経験が浅いために逆に倒れる事がある、と教えてくれました。なるほど、技術だけでなくこういった感覚も含めプロなんだと思った出来事でした。
現場から帰り、家族3人で頂いたお料理、赤飯、お酒でお祝いをさせて頂きました。こちらもとても立派なお土産で、建て主さんのお気持ちが伝わってきて、有り難く、良い家になるよう精進したいと強く思いました。
(メデタイ)
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