赤い実と花をフサフサと付けている木、ゴンズイ。
その場でネットで調べてみると、その名の由来は「材が脆くて役に立たないので同じような役にたたない魚のゴンズイの名がつけられたという説」と書かれていました。なんてかわいそうなのでしょう。その名が強烈に印象に残ったため、事務所に戻って植物図鑑で調べてみると、「薬用としてその実が用いられたゴシュユによく似ていることからその音が転じて「コニスイ」と呼ばれ、さらにゴンズイに転訛した」と書かれてきました。こんな説もあるのね、よかったよかったと。あれ、でも、ゴシュユ→コニスイ→ゴンズイってなんか無理あるなと薄々感じつつ、そっと本を閉じたのでした。このゴンズイの木はたくさんの木々の中にあったのですが、枝が横張り出して横楕円形の樹形が珍しいと思い、目に留まりました。
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